2月8日(火)雀士たち
テレビで麻雀番組を見た。
私はなんとなく役を知っているくらいで、
点数計算やその他のややこしいことは
何もわからない素人だ。
しかし雀士のすごいことよ。
「河」と呼ばれる捨て牌を見て、
相手がどんな手を狙っているのか推測し、
相手がほしい牌を捨てず、
自分の手を作っていく。
僕からしたら簡単に捨てる牌も、
雀士たちは「これはあやしい…」という牌を、
バシッと止めて回避している。
なんで危ない牌がわかるんだ…
こんなに危険を回避できるなら、
さぞ仕事とかでも前もって推測して、
危ない橋だと思ったら迂回して、
最善の策を立てられるんだろうな…
麻雀というゲームとはいえ、
仮説がどんどん変わり、
常に選択を迫られるあの場を
生き抜ける人は
みな仕事もできそうだと思った。
が、麻雀に強い同僚に聞いたら
そんなこともないらしい。
麻雀は麻雀、仕事は仕事だと。
信じられない。
麻雀に強い脳みそがあるのに、
なぜ仕事は違うことになってしまうんだ。
また謎がひとつ生まれてしまった。