2022年日記

2022年1月から1年間、休日以外日記を書いてみようと思い立ちました。すでにしんどい。

3月17日(木)おもしろいTVCMが見たい。

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今日の日記は単なるメモです。

 

今の時代、広告代理店は大変だろうなと思う。

 

ブランディング」の一辺倒ではクライアントはパートナーに選ばないだろう。

広告=投資と捉えたときに、コンビニ商材ならば、

コンビニの棚に並ぶことがそのまま売れることになるので、

コンビニでの商談会で選ばれるために、

TVCMを大量のGRPを投下して出稿するという選択になるんだろう。

 

でも、そうじゃないとき、アマゾンや楽天で買うのだろうから、

TVCM一辺倒よりもデジタル広告の方がきっと投資効率がいいだろう。

ただ、デジタル広告クリエイティブは、ダサい場合が多い。

商品がダサいと思われたくはない。

だけど、かっこつけたクリエイティブだけど、効果が悪いなんてことはザラにある。

広告臭がちょっとでもした時点で、視聴者はデジタル広告をスキップする。

このあたりの、イメージを落とさず、しっかり反応してもらえる、

ダサくないけど効果のよいデジタル広告クリエイティブって、

重宝されるんだろうな。

 

一方、TVCMやIMCやマス広告やブランディングしかやっていない、

総合広告代理店クリエイティブは、きっとこういうことについて、

何を言ってるかきっとわからない気がする。

CPIとかCPMとかCTRとかLTVとかARPPUとかとかとかとか。

別にわからなくていい。わかる必要もないし。

 

その上でひとつ思うのは、

TVCMは大規模な予算をかけた認知施策でしかなく、

細かいことなんて伝わらず、雰囲気を覚えてもらうくらいのことなんだから、

おもしろいとか、かっこいいとか、泣けるとか、笑えるとか、美しいとか、

なるほど!とか、何かの印象に特化したCMを見たいと思う。

 

全国規模のTVCMは投資額が多いため承認者も多くなる。

その終身雇用の責任者たちが、責任を負わされたくないので、

保険に保険をかけてつまらなくしていくのが国内企業の宿命。

おもしろいCMを見たい、なんて無邪気な想いは叶わないんだろうけど。

 

フジテレビがいるよ、とか、心に響くCMがやっぱり見たい。