7月1日（金）三線の花でぼったくり

会社の同僚と沖縄料理屋に行った。

暑いし、沖縄行きたいなーと思ってたし、

こんな日はシークァーサーサワーを飲みたいし。

カウンターのみ10席くらいのこじんまりとしたお店に、

同僚と4人で行った。

店内には三線が何本も飾られており沖縄感満載だ。

いいぞ。

フードメニューは思ったよりも少なかったけど、

小さいお店だしまあ仕方ないか。

沖縄そばもソーミンチャンプルもあるしよし。

適当にフードを頼み、オリオンビールで乾杯して、

途中からボトル的な感じで泡盛を注文し、

自分たちでサワーを作るスタイルに流れた。

いい感じで飲んでいると、

店主のママがおもむろに三線を弾き始め、

みんなで歌うさ〜と歌詞を置き、

4人でビギンやら涙そうそうやらを歌った。

ここは東京じゃない。沖縄だ。

三線も触らせてもらい、

意外と弾けるじゃんなんて得意げになった。

3時間くらい飲んだり歌ったり話したりしたか、

最後に沖縄そばを食べてお会計。

ちょっと高いけど、こんなもんか。

いいお店だったなー、また来よう。

なんて4人で話してその日は解散。

後日。

別の同僚に「あの沖縄料理屋、よかったよ」と伝えたら、

「ああ、あのぼったくりのお店？」

なんだと。

「あの店、高かったでしょ。1曲歌うたびにお金取られてるよ。メニューとかに書かれてなくて、お店の壁に小さく書かれてるから騙しではないけど、明らかにぼったくりだよね。俺も行った時、あまりに高いからお店に強く言ったら白状したよ」

たしかに、お会計は高い気がした。

そして、やたらと歌うのを勧められた。

そういうカラクリだったのか。

お店の印象が180°変わった。最悪だ。

東京で、南の国で合うような、

わかりやすい軽いぼったくりに遭遇した。

お金はいいから、あの楽しかった気分を返してくれよ。